2024/06/12 11:13
いつも日入ル -hiilu- をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
先日ご案内させていただいたように、このたび、7月1日にリニューアル製品を予定しておりましたが、
10月1日から施行予定の大麻法改正に伴い、現時点で開発を一時中断しております。
改正された内容としては、CBD(カンナビジオール)製品に含まれるTHCの規制値が新たに設定されます。
具体的には、
油脂製品:
10mg/kg(0.001%)
食用オイルなど
→今までの20分1
その他の製品:
1mg/kg(0.0001%)
グミ、クッキーなど
→今までの200分の1
となります。化粧品は「その他の製品」に含まれます。
日本では現在、実質的にTHC濃度が0.02%未満であれば輸入通関できますが、この基準が非常に厳しくなることを意味します。
世界基準は0.3%未満ですから、最大で世界基準の3万分の1の基準を設けていることになります。
これらの規制値は非常に厳しく、現在の技術では非常に難しいと言われています。
9割以上の現在市場に出ている製品は継続が難しいとされています。
人の手によって作られた化学合成CBDしか使えなくなるかもしれず、
そうなった場合は、下記2点の理由から使用することに後ろ向きです。
・天然由来成分ではない
・原料価格が非常に高く現実的な小売価格を実現できない
〜経緯〜
大麻取締法および麻薬及び向精神薬取締法の改正は、2023年12月に日本政府によって決定されました。
この改正は、厚生労働省医薬局監視指導・麻薬対策課によって進められ、2024年(令和6年)10月1日に施行される予定です。この改正の目的は、違法成分であるTHC(テトラヒドロカンナビノール)などの規制を強化し、大麻の利用をより明確に管理することです。
現在、政府が法律や規制を変更する際に、一般市民から意見を募集する期間となっています。
意見募集期間は、2024年5月30日から6月28日までで、電子政府の総合窓口(e-Gov)や電子メールで意見を提出することができます。
今回の大麻法改正についても、私たち市民の声を反映させることができます。
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495240037&Mode=0
弊社としても、意見を提出していく所存です。
上記のような現状から、予定していたリニューアル製品の開発を一時中断しており、
意見募集期間終了後の政府の結論を待ちたいと思っています。
弊社製品を楽しみに待っていただいてるお客様には非常に申し訳ない気持ちと、悔しい気持ちでいっぱいです。
ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、ご理解賜れますと幸いです。
また進捗があり次第随時ご報告させていただきます。
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株式会社hailu
代表取締役 前上 孝仁
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